昔からカプ厨だったじゃねーか!!
わたくしはカプ厨でございます。
いや、「厨」という漢字はネットミーム上では「迷惑をかける者」として扱われるので――まあそこまではいかないレベルということで、CP(カップリング)推しと言うやさしい言葉に直していいか?いいよね?じゃ、これで行かせてもらうね。
具体的には、なにかしらの作品に触れた時「この人とこの人のCPいいなあ」だの「アリそうだなあ」だの思っちゃいがちなんです。恋愛関係にしたくなっちゃうのだ。好きなのだ、そういうのが(※もちろん例外もいくらでもある)。
で、一番大事なことを言いますが。
この記事はCP推しの理論とか考え方とかではなく、「私って昔からCP推しじゃん!見ろよ!バブのとき触れてたコンテンツでも明らかにCPに狂ってたんだが!」という例を見つけたので共有するだけの記事です。
主ターゲットはボウケンジャーとゲキレンジャーを視聴していた皆様です。
できるだけ幼少期の記憶と印象を頼りに書くので、誤りが多々あるでしょうが、ご容赦ください。
- 1.しょくぱんまんとドキンちゃん/アンパンマン
- 2.伊能真墨(ブラック)と間宮菜月(イエロー)/ボウケンジャー
- 3.理央とメレ/ゲキレンジャー
- 4.傾向が分かりやすすぎ
- 5.ところでなんで戦隊モノが挙がってるの?
1.しょくぱんまんとドキンちゃん/アンパンマン
記憶をたどれる限りたどって最初に好きだったCPはこれかな、と思い至りましたのでひとまず記しておきます。
かわいいですよね、ドキンちゃん。わがままガールなのに、優しくされて好きになっちゃってずっと一途なのがなんか刺さってました。ただこれはCP推しというよりドキンちゃん単推しの可能性の方が高そうなので、言及はここまでとします。下記の二つと違って全話視聴できているわけでもありませんし……。
アンパンマン全話視聴してる人っているのかな。
2.伊能真墨(ブラック)と間宮菜月(イエロー)/ボウケンジャー
ボウケンジャーは2006年2月より1年間放送されていたスーパー戦隊シリーズですね。詳しいことは好きに調べてください。
とっとと本題に入りましょう。
あの2人めっちゃよくなかったですか?
ちょっとぶっきらぼうな真墨に懐いている天真爛漫な菜月、という構図が非常に印象的でした。真墨はボウケンジャーにおけるクール枠兼やれやれ役だったと思います。菜月は本当に天真爛漫の一言で、多少真墨に邪険にされても「え~」と不満そうにしつつそれでもべたべたしてたんですよ。公式(テレビ放送された話の中)で恋愛的ワードは出てなかったような気がします。ですが当時バブの私はこの2人に巨大な”可能性”を見出していたわけです。
もう好き。だめ。言語化すればするほど愛おしい気持ちが蘇ってくる。
この記事を書くためパパッとボウケンジャーの概要を調べた際「記憶喪失の菜月を真墨が保護して2人でボウケンジャーに加入した」という情報を見つけました。全く記憶に残っていなかった。心拍数が上がりました。これだけでご飯がおいしいよ。もう限界だよ。助けてくれよ。
それだけでも結構好きだったんですけど、私の記憶が正しければ後半にもっとデッケエヤッベエ出来事が起こったはずです。
記憶喪失だった菜月ですが、正体がのちに判明します。彼女はどうやら古代文明の末裔だったようです。
興奮した。
さらにその古代文明は敵組織に利用され、その末裔たる菜月もその手中に収まることとなります。なんか巨大ロボかなにかに取り込まれてませんでしたか?
興奮した。
それで、菜月に対しぶっきらぼうだった、だけど内心ちょっと嬉しそうな節を見せていた真墨が、菜月を助けるためにすんげえ奮闘したんです。
すんげえ興奮した。
好き~~~~~~~~!そういうの大好き~~~~~~~~~!好きに決まってんじゃん!!
その周辺の興奮がデカすぎて、そのあとどうなったかはあまり記憶がないです。でもまあ戦隊シリーズなのでハッピーエンドで終わったはずですね。もう、「すこやかたれ」としか言えないよ。
激烈余談ですがボウケンジャーはレッドとピンクもかなり好きでした。冷静かつ熱血なチーフ・明石暁(レッド)とチーフの補佐的役割を果たしていた生真面目すぎる西堀さくら(ピンク)。あの2人は鈍感×鈍感っぽいところがかわいかったです。暁さんからの恋愛的矢印があるか否かは不明なままだったけど、さくらさんは最終的に暁さんにそう言う気持ち抱いてなかったっけ。どうだったかな。私は真墨と菜月ばっか見てたのでかなりあやふやです。
さて、ここまで書いてとりあえずピクシブ辞典を見てきました。
概ね合ってる感じがします。
外してたら恥ずかしいからあえて書かなかった「古代文明の末裔の”姫”」という部分まで合ってた。
(外見)年齢2歳差で真墨の方が上なの?最高やん。たまらなさすぎ。菜月の名前つけたの真墨ってどういうこと?え?それで菜月の一人称「菜月」なのよね?ちょっと待って真墨の心の闇と裏切りって何の話ですか?CP推しすぎてそのへんまったく覚えてない。
そして書かれているありとあらゆる2人の絡みが愛おしすぎる。
好き。
じゃ、これ言っておきましょう。
ここに書いてあることは幼少期の記憶とネットを上撫でして得た情報で構成されています!!本物は君の目で確かめなさい!!こんな記事信用するなよ!!
ボウケンジャー見たことある人、なんか訂正したいとこあったらぜひお願いします。可及的速やかに。
3.理央とメレ/ゲキレンジャー
ゲキレンジャーは2007年2月より1年間放送されていたスーパー戦隊シリーズです。ボウケンジャーの次シリーズですね。話自体につながりはないです。とはいえバブが毎年やってるシリーズを追い続けるのは自然なことでございます。のでこの辺が記憶に……
あ、もう自分語りなんてしてる場合じゃねえや。
理央メレだよ理央メレ。
この2人は敵組織のトップ2です。理央はゲキレンジャーと敵対する敵組織のトップ(首領らしい。かっこいいね)の男性、メレはその補佐的役割の女性です。
理央はマジで強くてカリスマで言葉数も少ない…黒のよく似合う首領でした。モチーフは獅子。一方メレは、非情な態度でよくしゃべり主に怪人を召喚する立場、なんていうか……ある種のサディスト的な女性でした。モチーフはカメレオン。反面、理央にベタボレで信じられないぐらいデレデレ。名前を呼ぶ際、どう考えても「理央さま~♡」と語尾に♡がついていました。
本当に理央メレなんですよ。メレは基本誰にでも冷たい態度なのに理央だけには本当にデレがとまらなくて、つっけんどんな態度をとられようとめげない。理央はほとんど無視と言うか、「好きにしろ」という感じで、配下としてのメレを信用はしていたでしょうが、その好意に関してはなんも思ってなさそうな。
はあ~、本当あの2人よかったんです。いいんですよ。
ね、ロン。お前もそう思うよな。
ゲキレンジャー敵組織の基本レギュラーは理央とメレ(と実況の蝿)だった気がするのですが、途中からロンという金髪の男が加入してきます。不敵でミステリアスさと親しみやすさのある……要はCV櫻井孝宏みたいな人です。
うん、そう。
裏切るんですよコイツが。
ゲキレンジャーのラスボスは敵組織のトップだった理央ではなく、その理央を利用して裏切ったロンでした。
はぁ~……もうそのあたりの終盤の動きが凄まじく……。私も幼心に張られた伏線に気づき、そわそわしていました。ロンこいつやばくないか?理央とメレのこと普通に裏切るんじゃないか?予想は敵中。幼少わたくしも大興奮。
で。
理央メレなんですけど。
誰に倒されたのだったか……そこまでは記憶にないのですが……メレは最終盤に入る少し前くらいに死にます。”死にます”。倒されるというより本当に死ぬという表現の方が近くて。
理央の腕の中で微笑みながら死んでいったんです。
愛の言葉を伝えて、理央はメレを看取りました。
そのあたりでわかっちゃった。理央も、あんな態度ではあったけど、メレのことを愛していたのです。彼女の死後、メレのためにも戦いを終わらせようとしていた。
両想いじゃねーか!!!!!!!!
おーーーーーーーーーーい!!!!!!ここです!誰か!助けてくださーーーーーーーーーい!!!!!
こればっかりは公式CPと言わせてくださいよ。本当なんです。
理央も結局念願叶わずロンに倒され物語から退場してしまったような気がします。この辺はちょっと曖昧。
とにかく理央の腕の中で死ぬメレの構図が本当に本当に鮮明に心に焼き付いているのです。調べたらガチでそういうシーンがあったようです。たった1回、たった1周、幼少期に見ただけの戦隊シリーズのいち場面をこんなにも鮮明に覚えている。
どっからどう見てもカプ厨だね。
なおこの後、映画で理央とメレは一度復活を果たします。敵と戦うゲキレンジャーに、協力する形で。
みんな好きでしょ…?宿敵とヒーローが手を組んで第3の敵に立ち向かう姿なんてさ…!
ゲキレンジャーの合体ロボに理央とメレのロボまで加わるなんてさ…!
そして戦いが終わったあと、2人は、地獄へ向かうべく去ってゆきます。そのときの、理央の堂々たる歩き様とその腕にぎゅっと抱き着いて寄り添うメレの後ろ姿が忘れられない。切なくって。愛おしくって。そして2人は消えてしまう。たまんねえんだそういうの。ホント好きなんだ。映画は円盤を持ってて何度か見返してたのでこれはガチな気がします。
ピクシブ辞典を見てきました。
記憶していたのよりもっとやばかった。すべてが。すげえなゲキレンジャー。最高じゃないの?どうなってるの?理央メレ、ちゃんと本編内でもゲキレンジャーと和解して共闘しとるやないか。ロンはマジでCV櫻井孝宏すぎるやんか。え?これ、え?なに?好き。
たまんねえ………本当に…………。
【再放送】
ここに書いてあることは幼少期の記憶とネットを上撫でして得た情報で構成されています!!本物は君の目で確かめなさい!!こんな記事信用するなよ!!
4.傾向が分かりやすすぎ
ここまで3つあげた、バブわたくしがハマった男女CPたち。
ご覧ください。
男(→)←←←女
これすぎる。(しょくドキはしょくぱんまんの方は何とも思ってなさそうですが)
成長した今では性癖が複雑化してきて一概にコレ!というのがないのですけども、この頃はほんとわかりやすかったんですね。フン、おもしれーガキ……。
戦隊ふたつのCPに注目して見れば、クーデレの男と積極的な女の組み合わせが好きなのかもね、と思った。そして普段そういうそぶりのない男が女に愛を見せる瞬間が爆裂性癖ストライクだったのでしょうね。というか今もそういうの好きです。
5.ところでなんで戦隊モノが挙がってるの?
別に男児向けコンテンツばっか見てたわけではなく、手広くいろんなものを見てましたよ。でも、バブの私に突き刺さったのはこの辺だな~というわけです。
おそらく、私は昔からめんどくさいタイプのCP推しなのだと思います。
恋愛メインの作品に出てくるCPより、恋愛メインでない作品に出てくるCPの方にかなり強烈に惹かれてしまうんだと思います。
だから二次創作でもCP見出しちゃうんでしょうね。ダハハ!
許して?愛して?こんな私を…………
おしまい